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PSA鑑定とは?料金・期間・出し方・PSA10までわかりやすく解説【2026年】

2025.08.18

更新日2026年9月10日

はじめに

ポケモンカードの高額カードを調べていると、「PSA10」「PSA鑑定」という言葉を目にする機会が増えています。

しかし、初めてPSA鑑定を知った方の中には、

「PSA鑑定とは何をするものなのか?」
「PSA10になると、なぜ価格が高くなるのか?」
「鑑定にはいくらかかり、どのくらいの期間が必要なのか?」

と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

PSA鑑定とは、カードの真贋や状態を第三者機関が確認し、1~10のグレードで評価するサービスです。

同じポケモンカードでも、未鑑定品・PSA9・PSA10では市場価格に大きな差が付くことがあります。一方で、PSA鑑定に出せば必ず価値が上がるわけではなく、カードによってはPSA9が未鑑定品より安く取引されるケースもあります。

この記事では、PSA鑑定の仕組みや評価基準をはじめ、PSA10と未鑑定品の価格差、2026年現在の鑑定料金・期間、申し込みから返却までの流れ、鑑定に出すカードを判断するポイントまで分かりやすく解説します。

これからPSA鑑定を利用してみたい方や、手元のポケモンカードを鑑定に出すか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

PSA鑑定とは?

PSA10鑑定済みゴッホピカチュウのPSAケース全体

PSA鑑定とは、トレーディングカードの真贋と状態を第三者機関が確認し、カードの状態を1~10のグレードで評価するサービスです。

PSAは「Professional Sports Authenticator」の略称で、ポケモンカードをはじめ、スポーツカードやさまざまなトレーディングカードの鑑定を行っています。

ポケモンカードでは「PSA10」「PSA9」といった表記を目にすることがありますが、この数字がPSAによって付けられたグレードです。

PSA鑑定では真贋確認と状態評価が行われる

PSA鑑定では、提出されたカードの真贋を確認したうえで、カードの状態を評価します。

状態評価では、カードの表面や角、縁、センタリングなどを確認し、1~10のグレードが付けられます。

最高評価となるのがPSA10(Gem Mint)です。

ただし、見た目がきれいなカードであっても必ずPSA10を取得できるわけではありません。わずかな傷や白欠け、センタリングなどによって評価が変わることがあります。

PSA10を含む詳しい評価基準については、次の章で解説します。

鑑定後は専用ケースに封入される

鑑定が完了したカードは、カード情報やグレードが記載されたラベルとともに、PSA専用のケース(スラブ)へ封入されます。

ラベルには、カードの発行年やカード名、カード番号、グレード、証明番号などが記載されています。

PSA鑑定済みポケモンカードのラベルとグレードの見方

証明番号はカードごとに付けられており、PSA公式サイトから鑑定結果や登録されているカード情報を確認できます。

また、PSAケースの裏面には証明番号やQRコードなども表示されています。

PSAケース裏面の証明番号と鑑定結果確認用QRコード

このようにPSA鑑定は、単にカードに「10」や「9」という数字を付けるだけではありません。

「カードの真贋を確認する」「状態を一定の基準で評価する」「鑑定結果とともに専用ケースへ封入する」までを含んだサービスです。

PSA鑑定の仕組みと評価基準

PSA鑑定では、カードの状態を確認したうえで1~10のグレードが付けられます。

数字が大きいほど状態評価が高く、最高評価はPSA10(GEM-MT)です。

ただし、「傷がなければPSA10になる」という単純なものではありません。
カードの表面や角、縁、センタリングなど、複数の要素をもとに総合的に評価されます。

PSAは1~10のグレードで状態を評価する

PSAでは、カードの状態に応じて以下のようなグレードが設定されています。

グレード 名称
PSA10 GEM-MT(Gem Mint)
PSA9 MINT(Mint)
PSA8 NM-MT(Near Mint-Mint)
PSA7 NM(Near Mint)
PSA6 EX-MT(Excellent-Mint)
PSA5 EX(Excellent)
PSA4 VG-EX(Very Good-Excellent)
PSA3 VG(Very Good)
PSA2 GOOD(Good)
PSA1 PR(Poor)

ポケモンカード市場では、特にPSA10やPSA9などの高いグレードを取得したカードが多く取引されています。

同じカードでも取得したグレードによって市場価格が大きく変わる場合があるため、「PSA鑑定済みかどうか」だけでなく、どのグレードを取得しているかも重要です。

PSA鑑定ではカードのどこを評価する?

PSAではカードの状態を判断する際に、センタリングや角、縁、表面など複数のポイントを確認します。

一見するときれいに見えるカードでも、細かな傷や白欠け、印刷位置などによってグレードが変わることがあります。

💡 主な評価基準

  • センタリング
  • 角の状態
  • 縁の状態
  • 表面の状態

評価ポイントのイメージは、以下の画像をご覧ください。

センタリングとは?
ポケモンカードのセンタリング確認例
センタリングとは、カードの印刷位置が上下左右でどの程度バランスよく配置されているかを示すものです。
見た目がきれいなカードでも、枠の太さに偏りがある場合は評価に影響することがあります。
特に高いグレードを狙う場合は、傷の有無だけでなく、こうした印刷位置のバランスも重要になります。
角の状態とは?
ポケモンカードの角の白欠けと角落ちの例
角の状態では、カード四隅に欠けや傷み、丸まりなどがないかを確認します。
ポケモンカードでは、わずかな白欠けが角に見られることもあり、こうした細かなダメージも評価に影響する場合があります。
正面から見ただけでは気付きにくい傷みもあるため、角はコンディション確認で特に重要な部分の一つです。
縁の状態とは?
ポケモンカードの縁に見られる白欠けの例
縁の状態では、カード周囲に白欠けや擦れ、傷みがないかを確認します。
特に裏面の縁は白欠けが目立ちやすく、カード全体がきれいでも縁の状態によって評価が変わることがあります。
角とあわせて見られることが多く、カードの保存状態を判断するうえで重要なポイントです。
表面の状態とは?
ポケモンカード表面に見られる線傷の例
表面の状態では、傷や擦れ、汚れ、へこみなどがないかを確認します。
通常の角度では目立たなくても、光の当たり方によって細かな線傷が見えることがあります。
見た目だけでは判断しにくい部分もあるため、表面の状態もグレードを左右する重要な要素です。

※上記はPSA鑑定で確認される主なポイントを分かりやすくまとめたものです。実際のグレードは複数の要素をもとに総合的に判断されます。

そのため、未鑑定のカードを見ただけで「このカードなら必ずPSA10になる」と判断することはできません。

PSA10とはどのような評価?

PSA10は、PSAのグレーディングにおける最高評価です。

ポケモンカード市場でもPSA10は特に注目されており、同じカードの未鑑定品やPSA9と比べて高値で取引されるケースがあります。

ただし、PSA10を取得しているからといって、すべてのカードが高額になるわけではありません。

カード自体の人気や希少性、流通量、PSA10の認定枚数などによって市場価値は大きく異なります。

PSAの詳しいグレーディング基準については、PSA公式サイトをご確認ください。

👉 PSA公式|グレーディング基準

PSA10・PSA9・未鑑定品では価格がどれくらい違う?

前章では、PSA鑑定のグレードや評価基準について解説しました。

では、実際にグレードが違うと、カードの市場価格にはどのくらい差が出るのでしょうか。

同じポケモンカードでも、未鑑定品・PSA9・PSA10では市場価格に大きな差が付くことがあります。

特にPSA10は、PSAによって高い状態評価を受けた個体であるため、人気カードでは未鑑定品やPSA9より高く評価される傾向があります。

ただし、PSA10になればすべてのカードが同じ割合で高くなるわけではありません。

カード自体の人気や流通量、未鑑定品に対する期待、PSA10の認定枚数などによって、グレードごとの価格差は大きく異なります。

実際の未鑑定・PSA9・PSA10相場を比較

以下は、2026年8月7日前後のYahoo!オークションにおける競り形式の落札結果を確認し、代表的な価格を比較したものです。

カード名 未鑑定品 PSA9 PSA10
ゴッホピカチュウ 約185,000円
(未開封)
約148,000円 約490,000円
見返り美人ピカチュウ 約180,000円 約350,000円 約620,000円

※カードの相場は日々変動します。上記は2026年8月時点の取引価格をもとにした参考値です。ゴッホピカチュウの未鑑定品は未開封品の相場を掲載しています。

ゴッホピカチュウはPSA9より未鑑定品の方が高い

ゴッホピカチュウでは、PSA10が約490,000円で取引されているのに対し、未開封の未鑑定品は約185,000円、PSA9は約148,000円となっています。

PSA10は未鑑定品の約2.6倍まで価格が上がっている一方で、PSA9は未鑑定品よりも安く取引されています。

こうした価格差が生まれる理由の一つとして、未鑑定品には「鑑定に出せばPSA10を取得できるかもしれない」という期待が含まれていることが考えられます。

一方、PSA9はすでに「PSA10ではない」と評価が確定しているため、カードによっては未鑑定品より市場価格が低くなることがあります。

見返り美人ピカチュウはPSA9でも未鑑定品を上回る

一方、見返り美人ピカチュウでは、未鑑定品が約180,000円、PSA9が約350,000円、PSA10が約620,000円となっています。

こちらはPSA9でも未鑑定品を大きく上回り、PSA10になると未鑑定品の約3.4倍まで価格差が広がっています。

このように、同じ「PSA9」「PSA10」であっても、未鑑定品との価格関係はカードによって大きく異なります。

PSAのグレードだけで価値は決まらない

PSA10が高く評価される傾向はありますが、「PSA10なら必ず高額になる」「PSA9なら未鑑定品より高い」と一律に考えることはできません。

実際の市場価格には、カードそのものの人気や希少性、流通量、PSA認定枚数、未鑑定品の状態に対する期待など、さまざまな要因が影響します。

そのため、PSA鑑定済みカードの価値を見る際は、グレードだけではなく、そのカードの未鑑定品・PSA9・PSA10が実際にいくらで取引されているかを確認することが重要です。

この価格差は、後ほど解説する「PSA鑑定に出すべきカード」を判断する際にも重要な材料になります。

PSA10と未鑑定品で価格差が生まれる仕組みや、PSA9が未鑑定品より安くなるケースについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

👉 PSA10と未鑑定の価格差はなぜ生まれる?仕組みをやさしく解説

PSA鑑定の料金と期間【2026年最新】

PSA鑑定の料金は、カードの申告価格や利用するサービスレベルによって異なります。

2026年9月にはサービスレベルの改定が行われ、エクスプレスの料金変更、新サービス「スタンダード」の追加、サービス名称や予定納期の変更が発表されました。

料金や予定納期、受付状況は今後も変更される可能性があるため、申し込み前には最新情報を確認することが大切です。

※以下は2026年9月10日にPSA Japanから発表された公式情報をもとに掲載しています。

📢 2026年9月にPSAのサービスレベルが改定されました

今回の主な変更点は以下の通りです。

9月10日~:エクスプレスが22,980円 → 29,980円に変更
9月15日~:新サービス「スタンダード」9,980円の受付開始
9月15日~:「レギュラー」→「プライオリティ」に名称変更
9月15日~:プライオリティの予定納期が60営業日 → 80営業日に変更
9月15日~:「ウォーク・スルー」→「プレミア」に名称変更

なお、各変更の適用開始前に申し込みが完了している注文については、申し込み時点の料金・予定納期が適用されます。

⚠ バリュー系サービスは一時受付停止中です

現在、以下のサービスは一時的に受付が停止されています。

・バリュー・バルク(申告価格80,000円以下)
・バリュー(申告価格80,000円以下)
・バリュー・プラス(申告価格80,000円以下)
・バリュー・マックス(申告価格150,000円以下)

受付状況は今後変更される可能性があります。

2026年9月15日以降の主なPSA鑑定料金

2026年9月15日以降は、新たにスタンダードが追加され、これまでのレギュラーはプライオリティへ名称変更されます。

サービス 料金(税込) 申告価格 予定納期
スタンダード 9,980円/枚 150,000円以下 100営業日
プライオリティ
(旧レギュラー)
11,980円/枚 250,000円以下 80営業日
エクスプレス 29,980円/枚 400,000円以下 25営業日
(約5週間)

今回新設されたスタンダードは、申告価格15万円以下のカードを対象としたサービスで、1枚9,980円、予定納期は100営業日となっています。

また、従来のレギュラーは「プライオリティ」へ名称変更され、料金11,980円と申告価格25万円以下という条件は変わりませんが、予定納期は60営業日から80営業日へ変更されます。

申告価格が40万円を超える高額カードについては、さらに上位のサービスレベルが用意されています。

▶ 高額カード向けのPSA鑑定料金を見る
サービス 料金(税込) 申告価格 予定納期
スーパー・エクスプレス 44,980円/枚 750,000円以下 25営業日
プレミア
(旧ウォーク・スルー)
89,980円/枚 1,500,000円以下 25営業日
プレミアム1 149,980円/枚 4,000,000円以下 25営業日
プレミアム2 299,980円/枚 8,000,000円以下 25営業日
プレミアム3 449,980円/枚 15,000,000円以下 25営業日
プレミアム5 749,980円/枚 35,000,000円以下 25営業日
プレミアム10 1,499,980円/枚 35,000,001円以上 15営業日

申告価格とは?

PSAでは、それぞれのサービスレベルに申告価格の上限が設定されています。

2026年9月15日以降は、スタンダードが15万円以下、プライオリティが25万円以下、エクスプレスが40万円以下というように、カードの申告価格に応じて利用できるサービスレベルが異なります。

高額カードを提出する場合は、そのカードの申告価格に対応したサービスレベルを選ぶ必要があります。

PSA鑑定にはどれくらい時間がかかる?

PSA公式に掲載されている「予定納期」は、カードを発送した日からの日数ではありません。

PSAから「荷物到着のお知らせ」メールが送信された時点から、鑑定を終えて返送されるまでの推定営業日数です。

2026年9月10日時点では、PSA公式から次の目安が案内されています。

現在の受付状況の目安

・荷物到着のお知らせまで:約2~3営業日程度
・荷物到着のお知らせ後、オーダー番号のお知らせまで:約2~2.5か月

そのため、たとえばプライオリティの「80営業日」という表記だけを見て、発送から80営業日以内に必ず返却されると考えないよう注意が必要です。

また、予定納期はあくまで目安であり、申し込み状況などによって変更される場合があります。

鑑定料金以外に保険料・返送料もかかる

PSA鑑定では、表に記載されているグレーディング料金とは別に、保険料と返送料が必要です。

保険料・返送料は、提出するカードの合計枚数や申告価格の合計金額によって異なります。

そのため、実際に必要となる費用を考える際は、1枚あたりの鑑定料金だけでなく、保険料・返送料も含めて確認しておきましょう。

過去のPSA鑑定料金

PSAでは、これまでにも料金や予定納期、サービス内容の変更が行われています。

以下は過去の料金体系です。現在とは料金・名称・予定納期・受付状況などが異なるため、参考資料としてご覧ください。

▶ 2026年5月15日~9月9日までの料金を見る

2026年5月15日の予定納期改定後から、2026年9月10日のエクスプレス料金改定前までの主な料金です。

サービス 料金(税込) 申告価格 予定納期
レギュラー 11,980円 250,000円以下 60営業日
エクスプレス 22,980円 400,000円以下 25営業日

※バリュー系サービスについては期間中に受付状況の変更が行われています。

▶ 2026年2月10日~5月15日前までの料金を見る

2026年2月10日の料金改定後から、5月15日のサービスレベル変更前までの料金です。

プラン名 料金(税込) 申告価格 予定納期
バリュー・バルク 3,980円 80,000円以下 120営業日
バリュー 4,980円 80,000円以下 90営業日
バリュー・プラス 7,980円 80,000円以下 60営業日
レギュラー 11,980円 80,001~250,000円 30営業日
XP 22,980円 250,001~400,000円 25営業日

※現在の料金・受付状況とは異なります。

▶ 2026年2月10日以前の料金を見る
プラン名 料金(税込) 申告価格 予定納期
バリュー・バルク 2,980円 80,000円以下 65営業日
バリュー 3,980円 80,000円以下 45営業日
バリュー・プラス 5,980円 80,000円以下 20営業日
レギュラー 8,980円 80,001~250,000円 10営業日
XP 16,980円 250,001~400,000円 10営業日

※現在の料金・受付状況とは異なります。

最新の料金・予定納期・受付状況については、PSA Japan公式サイトをご確認ください。

👉 PSA Japan公式|サービスレベル・料金
👉 PSA Japan公式|2026年9月サービスレベル変更のお知らせ

PSA鑑定の出し方|申し込みから返却までの流れ

PSA鑑定は、公式サイトまたはPSA公式アプリから申し込みを行い、カードを梱包してPSAへ提出します。

申し込みから鑑定後の返却までの大まかな流れは、以下の5ステップです。

PSA鑑定の申し込みから返却までの5ステップ

① PSA公式サイトから申し込む

まずはPSA公式サイトのオンライン申込センター、またはPSA公式アプリから申し込みを作成します。

提出するカードの情報を登録し、カードの申告価格に応じたサービスレベルを選択します。

料金や申告価格の上限はサービスごとに異なるため、前章で紹介した最新料金を確認してから選ぶと分かりやすいでしょう。

PSA公式サイトの鑑定申し込み画面

※PSA公式サイトの画面は変更される場合があります。

② 提出するカードを準備する

申し込みが完了したら、提出するカードをPSA指定の方法で準備します。

PSA Japanでは、カードを縦入れタイプ・両面透明のスリーブに入れたうえで、カードセイバーに収納して提出するよう案内されています。

まずカードを透明スリーブに入れ、そのままカードセイバーへゆっくり差し込みます。

PSA鑑定提出用のポケモンカードをスリーブに入れてカードセイバーへ収納する様子

カードを無理に押し込まず、カードやスリーブの端を傷めないように注意しながら奥まで収納します。

PSA鑑定提出用のポケモンカードをカードセイバーへ収納した状態

カードを保護するためとはいえ、トップローダーなどPSAが指定していない方法で提出すると、受付の遅延や追加対応につながる可能性があるため注意が必要です。

③ カードを梱包してPSAへ発送する

カードセイバーに入れたカードは、輸送中に動いたり折れたりしないように梱包してPSAへ発送します。

PSA鑑定提出用のカードを上下の厚紙で挟んで固定した梱包例

PSA公式の梱包ガイドでは、カードセイバーを重ねて2枚の厚紙で挟み、緩衝材を使って箱の中で動かないようにする方法が案内されています。

また、カードだけではなく、申し込み後に発行される以下の書類も同梱します。

  • PSAコピー1
  • PSAコピー2
  • アイテムリスト

これらの申込用紙はA4サイズで印刷して同梱する必要があります。

発送方法や提出方法は変更される場合があるため、実際に発送する際はPSA公式の梱包・発送ガイドを確認してください。

④ PSAで真贋確認とグレーディングが行われる

PSAに到着したカードは、まず真贋確認が行われ、本物と確認されたカードについて状態評価が行われます。

PSAでは複数のグレーダーがカードを確認し、グレーディング基準に基づいて1~10のグレードを付けます。

鑑定後は、カードを改ざん防止機能を備えた専用ホルダーへ封入し、グレードや証明番号などが記載されたラベルが付けられます。

⑤ 鑑定結果を確認してカードを受け取る

鑑定が完了すると、付けられたグレードをPSAのWebサイトや公式アプリから確認できます。

その後、カードはPSA専用ケースに封入された状態で返送されます。

なお、申し込みから返却までにかかる期間は、利用するサービスレベルだけでなく、その時点の受付状況によっても大きく変わります。

荷物到着のお知らせ後、オーダー番号が発行されるまで約2〜2.5か月程度かかる案内が出ています

💡 PSA鑑定を申し込む前に確認

・最新の料金と受付状況
・利用するサービスレベルと申告価格
・カードの提出方法
・必要な申込書類
・最新の梱包・発送方法

PSAの申し込み方法や梱包方法は変更されることがあります。
実際に提出する際は、必ずPSA公式サイトの最新案内をご確認ください。

👉 PSA公式|サービスご利用の流れ

👉 PSA公式|梱包・発送ガイド

PSA鑑定に出すメリット・注意点

PSA鑑定には、カードの状態を第三者の基準で示せることや、保管しやすくなることなどのメリットがあります。

一方で、鑑定料金や期間が必要になるほか、鑑定に出したからといって必ずPSA10を取得できるわけではありません。

ここでは、PSA鑑定に出す前に知っておきたいメリットと注意点を整理します。

カードの真贋と状態を第三者評価で示せる

PSA鑑定の大きなメリットは、カードの真贋確認と状態評価を第三者機関に任せられることです。

未鑑定品では、カードの状態について出品者と購入者で認識が異なることがありますが、PSA鑑定済みカードには1~10のグレードが付けられるため、状態を判断する一つの共通基準になります。

また、PSAケースのラベルに記載された証明番号から、PSA公式サイトで登録情報を確認することもできます。

高いグレードを取得すると価値が上がる場合がある

人気の高いポケモンカードでは、PSA10を取得したことで未鑑定品より高値で取引されるケースがあります。

特に、状態の良い個体が少ないカードや、高額カードではグレードによる価格差が大きくなることがあります。

ただし、PSA10を取得すれば必ず大幅に価値が上がるわけではありません。

カード自体の人気や流通量、PSA10の認定枚数などによって価格差は異なります。

専用ケースに封入されるため保管しやすい

鑑定が完了したカードは、PSA専用のケースに封入された状態で返却されます。

未鑑定カードのように直接カードへ触れる機会が少なくなるため、コレクションとして長期間保管したい場合にも扱いやすくなります。

ただし、ケースに入っているからといって湿気や高温などの影響を完全に防げるわけではないため、鑑定後も保管環境には注意が必要です。

鑑定料金と返却までの期間がかかる

PSA鑑定は無料ではなく、サービスレベルに応じた鑑定料金に加えて、保険料や返送料なども必要になります。

また、申し込みから返却までは一定の期間がかかります。

特に低価格帯のカードでは、PSA10を取得しても鑑定にかかった費用に見合わない場合があるため、カードの価値と鑑定費用のバランスを考えることが重要です。

必ずPSA10を取得できるわけではない

見た目がきれいなカードでも、実際に鑑定へ出すとPSA9以下になることがあります。

細かな傷や白欠け、センタリングなど、肉眼では気付きにくい部分が評価に影響することもあるためです。

特に「PSA10を取得できれば利益が出る」という前提だけで鑑定に出すと、想定していた価格差が得られない可能性があります。

PSA鑑定のポイント

メリット
・カードの真贋と状態を第三者評価で示せる
・高いグレードでは価値が上がる場合がある
・専用ケースに封入され、保管しやすくなる

注意点
・鑑定料金や返送料などの費用がかかる
・返却まで時間がかかる
・必ずPSA10を取得できるわけではない

PSA鑑定はメリットの多いサービスですが、すべてのカードを鑑定に出せばよいというわけではありません。

では、実際にどのようなカードがPSA鑑定に向いているのでしょうか。
次の章では、鑑定に出すか判断するときの考え方を解説します。

PSA鑑定に出すべきカードとは?判断する5つのポイント

PSA鑑定は、すべてのカードに出した方がよいわけではありません。

特に売却や資産価値の向上を目的とする場合は、鑑定後の価値と、鑑定にかかる費用・時間のバランスを考えることが重要です。

PSA鑑定に出すか迷ったときは、主に次の5つのポイントを確認してみましょう。

① カード自体の市場価格が高いか

まず確認したいのが、未鑑定の状態でどの程度の価格で取引されているカードなのかです。

カード自体の市場価格が低い場合、PSA10を取得しても鑑定料金や送料などを含めると、費用に見合わないことがあります。

一方、高額カードではPSA10と未鑑定品の価格差が大きくなるケースもあり、鑑定するメリットが生まれやすくなります。

ただし、単純に「○万円以上なら必ず出す」と決めるのではなく、次に説明する状態や価格差もあわせて判断することが大切です。

② PSA10を狙える状態か

市場価格が高いカードでも、状態が悪ければ鑑定による価値向上を期待しにくい場合があります。

カードの表面や角、縁、センタリングなどを確認し、目立つ傷や白欠けがないかを事前に確認しておきましょう。

ただし、見た目が非常にきれいなカードでもPSA10を取得できるとは限りません。

あくまで「PSA10を取得できる可能性がありそうか」という判断材料の一つとして考えるのがよいでしょう。

③ 未鑑定品とPSA10の価格差があるか

PSA鑑定に出す前には、同じカードの未鑑定品・PSA9・PSA10がそれぞれいくらで取引されているかを確認することも重要です。

たとえばPSA10になっても未鑑定品との価格差がほとんどないカードでは、鑑定費用を考えるとメリットが小さくなる場合があります。

反対に、PSA10になることで大きな価格差が生まれるカードであれば、鑑定する価値を検討しやすくなります。

なお、カードによっては未鑑定品がPSA9より高く取引される場合もあります。

PSA10と未鑑定品の価格差が生まれる仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

👉 PSA10と未鑑定の価格差はなぜ生まれる?仕組みをやさしく解説

④ PSA10の認定枚数を確認する

PSA鑑定済みカードの市場を見る際は、グレードだけでなくPSA10が何枚存在しているかも確認しておきたいポイントです。

PSA公式のPopulation Reportでは、カードごとの鑑定枚数や各グレードの認定枚数を確認できます。

ただし、PSA10の枚数が少ないからといって、必ず高額になるわけではありません。

カード自体の人気や需要がなければ価格が上がらない場合もあるため、「認定枚数の少なさ」と「カードの需要」をあわせて見ることが重要です。

👉 PSA公式|Population Report

⑤ 鑑定料金と時間に見合うか

最後に、実際に必要となる費用と返却までの時間を考えます。

PSA鑑定では、鑑定料金だけでなく保険料や返送料もかかります。

また、申し込みから返却までには一定の期間が必要になるため、すぐに売却したいカードには向かない場合があります。

そのため、売却や資産価値の向上を目的とする場合は、

「PSA10になった場合の価格差 > 鑑定に必要な費用と時間」

になるかを考えてから申し込むのが一つの判断方法です。

💡 PSA鑑定に出すか迷ったら確認したい5項目

□ カード自体に一定の市場価値がある
□ 状態が良く、高いグレードを期待できる
□ 未鑑定品とPSA10に価格差がある
□ PSA10の認定枚数とカードの需要を確認した
□ 鑑定料金と返却までの期間に見合っている

このうち複数の条件に当てはまるカードほど、PSA鑑定を検討する価値が高くなります。

一方で、コレクションとして残すことが目的であれば、金銭的な費用対効果だけで判断する必要はありません。

お気に入りのカードを鑑定済みの状態で長期保管したい場合など、所有者自身にとっての価値を基準にPSA鑑定を利用するのも一つの考え方です。

当店のお客様からよく聞かれるPSA鑑定の質問

当店では、ポケモンカードの質預りや査定を行う中で、PSA鑑定についてさまざまなご質問をいただきます。

ここでは、実際にお客様から聞かれることの多い質問を中心にまとめました。

PSA鑑定は1枚いくらかかりますか?
PSA鑑定の料金は、利用するサービスやカードの申告価格によって異なります。
2026年8月時点では、レギュラーが1枚11,980円、エクスプレスが1枚22,980円です。
高額なカードには、申告価格に応じてさらに上位のサービスが用意されています。鑑定料金のほか、保険料や返送料も必要です。
PSA鑑定にはどれくらい時間がかかりますか?
利用するサービスによって異なります。
2026年8月時点では、レギュラーの予定納期は60営業日、エクスプレスは25営業日となっています。
また、PSAへ荷物が到着してから「荷物到着のお知らせ」までは約2~3営業日、その後オーダー番号が通知されるまで約2か月~2か月半程度かかる案内となっています。
PSA10を取れる確率はどのくらいですか?
「ポケモンカードなら何%」という一律の確率はありません。
カードの状態や種類、製造時の個体差などによって結果は異なります。
見た目がきれいなカードでも、センタリングや細かな傷、角・縁の状態などによってPSA10にならない場合があります。
PSA鑑定をするとカードはどうなりますか?
鑑定後は、真贋確認と状態評価が行われ、グレードが付いたカードは専用のPSAケースに封入されて返却されます。
ケースにはカード情報やグレード、証明番号などが記載されたラベルが付けられます。
PSA鑑定は何のためにするのですか?
カードの真贋や状態を第三者機関の基準で確認し、グレードという形で分かりやすく示すことが主な目的です。
コレクションとして保管しやすくなるほか、売買する際にもカードの状態を判断する材料になります。
ただし、PSA鑑定に出せば必ずカードの価値が上がるわけではありません。
PSA9でも価値はありますか?
PSA9でも、カードによっては未鑑定品より高く取引されることがあります。
一方で、未鑑定品よりPSA9の方が安くなるケースもあるため、一律には判断できません。
カードごとの未鑑定品・PSA9・PSA10の実際の取引価格を比較することが重要です。
どんなカードをPSA鑑定に出すべきですか?
カードの市場価格や状態、PSA10になった場合の価格差、PSA認定枚数、鑑定費用などを確認して判断するのがおすすめです。
金銭的な価値だけでなく、大切なカードをコレクションとして保管したい場合に鑑定へ出す選択肢もあります。

まとめ

PSA鑑定は、カードの真贋や状態を第三者機関が確認し、1~10のグレードで評価するサービスです。

最高評価はPSA10(GEM-MT)ですが、見た目がきれいなカードであっても、センタリングや角、縁、表面など複数の要素によってグレードは変わります。

また、PSA10・PSA9・未鑑定品の市場価格には大きな差が付くことがありますが、PSA鑑定に出せば必ず価値が上がるわけではありません。

カードそのものの人気や希少性、状態、PSA認定枚数、未鑑定品との価格差に加えて、鑑定料金や返却までの期間も確認したうえで判断することが大切です。

PSA鑑定を検討している方は、まず現在のカード相場と状態を確認し、自分が「売買を目的としているのか」「コレクションとして保管したいのか」も含めて考えてみるとよいでしょう。

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