2025.08.25
身近なものを現金化したいとき、質屋でよく利用されるのが「質入れ」と「買取」です。
名前は聞いたことがあっても、実際にどう違うのか分かりにくい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者の方に向けてそれぞれの仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説し、さらに実際の利用シーンを交えて選び方を考えていきます。
質入れとは、時計やバッグ、ジュエリーなどの品物を「担保」として預け、
その価値に応じた融資を受ける仕組みです。
・期日内に返済すれば品物は戻ってくる
・期日内に返済できなかった場合、またはお品物が不要になった場合は、品物を手放すことで返済完了となる
つまり「お品物を手放さずに、一時的にお金を借りられる方法」です。
買取は、品物を店舗に売却してその場で現金を受け取る仕組みです。
品物はその時点で手放すことになりますが、返済などの手続きは不要です。
・即座に現金化できる
・品物は手元に戻らない
「もう使わないお品物を手放して現金化する方法」と考えると分かりやすいでしょう。
項目 | 質入れ | 買取 |
---|---|---|
所有権 | 一時的に預けるだけ | 完全に手放す |
現金化スピード | その場で融資 | その場で受取 |
手続き | 返済が必要な場合あり | 返済なし |
メリット | お品物を手放さずに済む | 返済の必要なし |
デメリット | 返済しないと品物を失う | 一度売ると取り戻せない |
実際にどちらを選ぶべきかは、状況によって変わります。
ここでは代表的なケースを紹介します。
このように、質入れは「一時的な資金繰り」、買取は「不用品の整理」に向いているといえるでしょう。
質屋の魅力は、柔軟に選べる点です。
同じ品物でも「質入れ」と「買取」の両方を提案できるため、
「とりあえず預けて必要に応じて取り戻す」ことも、「すぐに売却して現金化」することも可能です。
また、銀行やカードローンのように審査がないため、
「今すぐお金が必要」「信用情報を気にせず利用したい」というご希望にもご対応できます。
急な出費や一時的な資金繰りに強いのは、リサイクル店や買取り店にはない質屋ならではの大きな特徴です。
・大切な品を残したいなら 質入れ
・不要品をスッキリ現金化したいなら 買取
👉 手放すか迷っているなら「質入れ」、
👉 迷いなく現金化したいなら「買取」
どちらを選んでも「その場で現金化できる」安心感が質屋の魅力です。
状況に合わせて、上手に使い分けてみてください。